エイプリルフールの妄想

こんばんは。エイプリルフールコミュは見ましたか...?
色々と考察を煮詰めていった結果、ほかの方とはだいぶ異なった結論(というか妄想)に至ったため書き記しておきます。

 


学園のルールと噂


283女学院には以下のルール、噂が存在しています。

ルール

男性教諭に不用意に近づかないこと

終業式が終わるまで敷地から出ないこと

いかなる恋愛も禁止

「懺悔室のジュリエット」

懺悔室には何かがいる(新聞部)

懺悔室に行く生徒は目隠しをされる

男性と親しくなると消えてしまう

失踪事件は今も続いている

学園中に咲く薔薇


まずはルールです。
このルールについて、上2つは冬優子が説明してくれました。
しかしいつ作られ、何のためにあるのかは分かっていませんでした。
(風紀の維持のためと納得していました)

もう一つの、恋愛の禁止は夏葉が教えてくれました。
このルールを破った男女の悲劇が、「懺悔室」の事件だという伝説があります。

恋愛や男性に関するルールは「懺悔室」の事件を再び起こさないための措置であるとわかりますが、あと一つの「外部からの遮断」が意味深です。学院にはネット、電話がなく、事件の連絡は学院長が受け持っています。しかし実際に失踪は起こり続けているところを見ると、そもそも学院長は事件を流出させないために学院を隔離させているように思えます。

ではなぜ隔離をするのかですが、

(ここから妄想)
かつて校内恋愛をした女子生徒に与えた懲罰が重すぎたから、という説を提唱します。まず男と引き離され(ここで例の部屋に迎えに行くという約束をする)、ルール違反の懲罰として何かの器具で折檻され、亡くなってしまった。

学院はこの事実を隠すために移動や情報伝達を遮断、本来の懺悔室を隠し偽の懺悔室を建て、生徒に見つかりにくくするため鍵の管理や噂を流したりした。

(妄想終わり)

っていうのはどうですか???

 

 

不思議な現象の数々


各ユニットが遭遇した怪異を紹介していきます。

 

イルミネ編


鍵を持っていたはづき


普段は別の場所で鍵を管理している、と今まさに言ったばかりなのに鍵を貸してくれたはづき。主人公は「懺悔室に用事があるのか」と考えていました。
情報を遮断してまで懺悔室を隠蔽しようとした学院が、なぜ鍵を渡してきたのか。もしかすると男性である主人公が、懺悔室の怪異を解決してくれるのではないか、と考えたのかもしれません。もし上手くいかなくても、とりあえず懺悔室のいけにえ?にしておけば犠牲者を減らせるという旨のことをノイズ交じりの声ではづきが言っていました。

 

真乃だけが感じた薔薇の香り

 

イルミネが探索した懺悔室は、隠し通路手前まででした。
にも関わらず、真乃は入っただけで薔薇の香りに気がつきました。
同じように薔薇の香りに気が付いたアンティーカは、入った時点では気がついていませんでした。また、灯織とめぐるも同じ環境にいましたが、気が付いたのは真乃だけでした。

 


アンティー

 

懺悔室の噂の出処

 

懺悔室にまつわる噂を記事にしようとしていたアンティーカでしたが、文献には残っておらず、口伝の情報しか手がかりがありませんでした。三峰いわく、懺悔室では目隠しをされるため入っても何もわからないという情報がありましたが、同じように懺悔室に入っておかしくなった甜花のことも考えると、その情報も懺悔室から遠ざけるためのガセに思えます。


錆びた器具

 

主人公とアンティーカで隠し通路を進んだ先に見つけた部屋で、椅子と机とともにあった器具。上の妄想と結びつけて考えると穏やかじゃないものの可能性がありそう。


奥の部屋の実在性

 

奥の部屋が確認される場面は、いつも主人公(男性)がいます。
アンティーカルートで主人公が先行し失踪した時に、恋鐘は「奥は一本道」としか言っておらず、部屋があったとは言っていませんでした。

 

 

アルストロメリアルート

 

様子がおかしいのは...?


カウンセラー室に来た甘奈は、「甜花の様子がおかしい」と言っていました。しかしその甜花と話していても特段おかしな感じはしません。
ローズティーを回避した後で甘奈と甜花は初対面ではないものの、カウンセラー室で相談に来た内容はすっかり忘れていました。
本当におかしいのは甜花だったのでしょうか?

 

薔薇の香りの効果

 

アンティーカとアルストロメリアは共に薔薇の香りに正気を失いますが、その効果の強さはアンティーカの方が上のようです。
アンティーカはその場で主人公に手を下してしまいますが、
アルストはまた今度といえば逃げられ、時間の経過で正気に戻りました。
両者の違いは懺悔室の奥からの香りとローズティーという点で、
効果は弱いとはいえ、懺悔室の現象に似た効果を持つローズティーを持っていたはづきは何者だったのでしょうか?


放クラルート

 

失踪の2パターン

 

失踪には2つのパターンがあるように感じます。
1つ目は凛世のように男に見初められるタイプ、
もう一つはちょく先輩のようにタブーに触れたタイプです。

ここでいうタブーとは、「これを破ると大きな力に粛清される」という類のものです。
タブーの例に、学院から出ようとすること、薔薇を抜くこと、そして失踪事件を公にしようとすることです。


失踪の順番

 

ちょこ先輩は失踪事件に関するタブーに触れて消されてしまいました。これはロミオの力とはまた別の物です。
ロミオの狙いは、自分を信頼し、好意を持ってくれる女性を見つけることです。この時点で噂を警戒し、距離を置いたじゅりなつは除外されました。また果穂は、恋愛という感情を持つには幼いため除外され、結果標的に凛世が選ばれました。

 

失踪したのは...?

 

ちょこ先輩を追いかけて順番に4人も姿を消し、最後に凛世が残りますが、本当に失踪したのはちょこ先輩と凛世だけではないか、と考えます。
ちょこ先輩は言うまでもなくタブーで粛清されましたが、
じゅりなつと果穂は、凛世と主人公の二人だけという吊り橋効果を作るために、

樹里|夏葉 果穂 凛世 主人公

樹里 夏葉|果穂 凛世 主人公

樹里 夏葉 果穂|凛世 主人公

という風になるように力を加えていたのではないか、と
考えています。ちょこ先輩と凛世以外に消される理由のあるメンバーが存在しないので、こういう説を思いつきました。

 


ストレイライトルート

 

あさひと薔薇

 

あさひは薔薇が生える瞬間を何度も目撃しています。
また、触ってはいけない理由も、はっきりとは言っていないが分かっているように思えます。しかし抜くと薔薇になる、とまでは知らなかったようです。

 

カメラを取りに行く

 

主人公は歴史的瞬間を撮るためにカメラを取りに行き、戻ってくると3人はいなくなっていて、3輪の薔薇があるだけでした。
薔薇を抜くことがタブーに当たるように、カメラを取りに行く(証拠を残そうとする)行為がそれに当たったのかもしれません。もし証拠を残しても、アンティーカが文献を探しても失踪事件にたどり着けないように、何らかの隠蔽工作が加えられるかもしれません。
学院側の人間で主人公を警戒し、暗躍しているのは...?

 

続く怪異

 

触らぬ神に祟りなし、とその場を後にしても、突然生える薔薇の怪異は続きます。さすがにこの場面で懺悔室の件は関係ないので、タブーに触れた誰かが犠牲になっているのでしょう。

 

薔薇の正体

 

薔薇を抜くと赤い水たまりができます。
人が失踪するとその数だけ薔薇が生えます。
この薔薇、本当に”薔薇”なんでしょうか...?

 


妄想まとめ


女生徒は恋愛禁止のルールを破り本来の懺悔室で「懺悔」させられた。そこで何が行われたのかは不明だが、今も女生徒は窓辺に薔薇を置いて男性を待ち続けている。そのことを隠蔽し、懺悔室も作り替えた学院は、男性教諭を迎えては懺悔室の怪異を解決させようとしている。
ローズティーを飲み女生徒との約束を思い出した主人公は、女生徒と再会し永遠の愛と、学院への復讐を誓う。

そのことに気づかずただ怪異が消えたと思い込んだ学院サイドのはづきは窓辺の薔薇を見つけてしまい...?

 

まとめ

 

コミュライター、エイプリルフールを何だと思っているんだ。(ありがとう)